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特に、Building Blockアプローチについては、その目的、現状の整備状況、記述の構成、サーバ機能、ShiP Common Modelとの関係、ARMモデリングのフレームワークなど、APの記述を理解するために必要な内容を説明した。
さらに、Ship Common Modelとして各AP共通にモデル化している、「Product Structure」「Shape」「General Characteristic」「Life−cycle」「Configuration control」「Location」「Measures」「Maintenance」について、どのBuilding Blockで定義されているか、表現対象と内容はどのようなものかを説明した。

 

その後、AP毎に、対象範囲(Scope)、Units of Functionality、モデリングの考え方、現状ステータス等を、各APオーナが紹介した。

 

説明の内容または特記事項は、以下の通りである。

 

1. General Overview 講師:Jochen Haenisch 資料:Kobe/Workshop−1
最初に、導入として、STEPおよび船関係のAPの概略として、目標・アプローチ・各APのステータス等を紹介した。
●概観
プロダクトデータの交換・共有を行う事に対する「標準」という形の解決がTC184/SC4(STEP)である。
●目標:船のプロダクトモデル
1つのプロダクトモデルから、政府機関、船主、造船所、APを介して、サブコントラクタ、船級協会などが、様々なAPを介して、必要な情報を取り出すことが、AP開発の目標である。
●アプローチ−−−アプローチとしては、以下のものである。
船を対象とした様々なモデリング分野の内から、Ship Arrangement(AP215)、Ship Moulded Forms(AP216)、Ship Piping(AP217)、Ship Structure(AP218)、Ship Mechanical Systems(AP226)を先ず優先した。
船のモデリング分野には、この他に、通信、ナビゲーション、戦闘システム、艤装、空調、電装、オペレーション等がある。通信、ナビゲーション、戦闘システムについては、NAVYでモデリングしようとしている。オペレーションについては、優先させたAPの次に開発する事を考えている。
共通のBuildeing Blockを共有することにより、これらのAP間の整合性をとる。
●各APの現状ステータス
標準化のステップは以下の通りである。
−−(ニーズがある入が集まる)−〉(1)準備段階
−−(SCでProject承認)−−−−−−−〉(2)ワーキングドラフト段階
−−(Project内承認十SCのQCバス)−〉(3)CDC[Committee Draft for Comment]段階
−−(3ヵ月のballot)−−−−−−−−−−−−−〉(4)CD[Committee Draft(for ballot)]段階
−−(3ヵ月のballotで承認)−−−−〉(5)DIS[Draft Intemational Standard]段階
−−(5ヵ月のballotで承認)−−−−〉(6)FDIS[Final DIS]段階
−−(2ヵ月のballotで承認)−−−−−〉(7)IS[International Standard]段階
・AP226は準備段階。AP215,218,217はこの会議でCDC承認を得る予定。AP216はCDの準備段階。
●ARM(Application Referenc eModel)
ARMとは、産業界(アプリケーション)の言葉で作ったデータモデルである。APの4章「情報要求」と付帯文書Gに、Unit of Functionality、アプリケーションオブジェクト、アプリケーションから見たデータ整合性などの制約条件など、ARMを記述する。

 

 

 

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